(題)短編集『統合失調症と精神医学の差別』
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.34 目次・中3の2学期頃から勉強を重荷に感じるようになってきた・自分のことがうまく理解できなくなってきた・自分のことがうまく理解できないもう一つの例・part.2の締めの言葉 前回、「思春期に発症し典型…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.33 この世に異常なひとなどただの一人も存在し得ないということを以前、論理的に証明しましたよね。 ----- そのときの記事をいちおう挙げておきますね。 (注)もっと簡単にそのことを証明する回はこちら。 = …
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.32 目次・"統合失調症"の症例がふたつに分かれる・「現実修正解釈」型・「勝手にひとつに決めつける」型 ◆"統合失調症"の症例がふたつに分かれる 昨年2020年の2月頃からずっと、統合失調症と診断されたひと…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.31 目次・健康、病気の定義から・一部のひとたちを異常と決めつけ、差別する・おのれの人間理解力が未熟であることの自覚がない・「真に自覚あるもの」と「真に自覚無きもの」 ◆健康、病気の定義から (精神…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.30 目次・いつもの前置き・話が途切れ途切れになる・「理解可能」なひとを「理解不可能」であることにする・障害という言葉を使って「理解不可能」と表現する・表現内容まで「理解不可能」であることにする…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.29 あらすじ 小林和彦さんの『ボクには世界がこう見えていた』(新潮文庫、2011年)という本をとり挙げさせてもらって、今回で9回目、最後になります。 小林さんが統合失調症を「突然発症した」とされる日…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.28 あらすじ 小林和彦さんの『ボクには世界がこう見えていた』(新潮文庫、2011年)という本をとり挙げさせてもらって、今回で8回目です(全9回)。 小林さんが統合失調症を「突然発症した」とされる日の…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.27 あらすじ 小林和彦さんの『ボクには世界がこう見えていた』(新潮文庫、2011年)という本をとり挙げさせてもらって、今回で7回目です(全9回)。 小林さんが統合失調症を「突然発症した」とされる日の…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.26 あらすじ 小林和彦さんの『ボクには世界がこう見えていた』(新潮文庫、2011年)という本をとり挙げさせてもらって、今回で6回目です(全9回)。 小林さんが統合失調症を「突然発症した」とされる日の…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.25 あらすじ 小林和彦さんの『ボクには世界がこう見えていた』(新潮文庫、2011年)という本をとり挙げさせてもらって、今回で5回目です(全9回)。 小林さんが統合失調症を「突然発症した」とされる日の…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.24 あらすじ 小林和彦さんの『ボクには世界がこう見えていた』(新潮文庫、2011年)という本をとり挙げさせてもらって、今回で4回目です(全9回)。 小林さんが統合失調症を「突然発症した」とされる日の…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.23 あらすじ 小林和彦さんの『ボクには世界がこう見えていた』(新潮文庫、2011年)という本をとり挙げさせてもらって、今回で3回目です(全9回)。 小林さんが統合失調症を「突然発症した」とされる日と…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.22 あらすじ 小林和彦さんの『ボクには世界がこう見えていた』(新潮文庫、2011年)という本を、前回から、とり挙げさせてもらっています。 これから、小林さんが統合失調症を「突然発症した」とされる日と…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.21 目次・発症数ヶ月前から始まった「メッセージを受けとる」・野坂昭如、とんねるず石橋貴明を殴る(出来事1)・野坂、衆院選で新潟3区から出馬する(出来事2)・現実を自分に都合良く解釈する ◆発症数…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.20 目次・殺し屋に狙われているという幻覚・錯覚する・錯覚しているはずはないという自信・まとめ・牛の怪物に襲われる幻覚・締めの言葉 ◆殺し屋に狙われているという幻覚 以前論理的に証明しましたように、…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.19 目次・「幻聴」と「幻覚」を2回に分けて考察する・「カガヤ臭い」という声が聞こえてくる(幻聴)・「現実」を「予想」のほうに合わせる ◆「幻聴」と「幻覚」を2回に分けて考察する この世に異常なひと…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.18 目次・(精神)医学が世間の偏見を正せるはずはない・「世界的なスーパースターに愛されている」・感じているところが錯覚である可能性・「ミュージシャンが愛のメッセージを送ってくる」 ◆(精神)医学…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.17 この世に異常なひとなど、ただのひとりも存在し得ないということを以前、論理的に証明しましたよね。 ----- そのときの記事を一応挙げておきますよ。 (注)もっと簡単に確認する回はこちら。 ----- そして…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.16 目次・20代女性の訴え・推測その1(悪く思われているのではないかと気になる)・推測その2(ああだこうだと考えてしまう)・推測その3(おぞましい想像をしてしまう)・(精神)医学は差別する ◆20代…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.15 目次・場面4:高校生幻聴・場面5:テレビ・ラジオ幻聴・場面6:仲間幻聴・場面7:車幻聴・医学がCさんを「理解不可能」と決めつけるやり方・医学もCさんのように「現実修正解釈」をやってきた ◆場…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.14 目次・場面2:朝起きたら身体中が痛い・場面3:朝起きたら身体中に落書きされている ◆場面2:朝起きたら身体中が痛い 「理解不可能」なひとなど、この世にただのひとりも存在し得ないということを以前…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.13 目次・場面1:中学生時代(幻聴)・自分しか知らないことをみんなが知っている・同級生、家族、近所からの悪口 ◆場面1:中学生時代(幻聴) この世に異常なひとなどただのひとりも存在し得ないというこ…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.12 この世に異常なひとなど、ただのひとりも存在し得ないということを以前、論理的に証明しましたよね。 ----- そのときの記事をいちおう挙げておきますね。 (注)もっと簡単に確認する回はこちら。 ----- そ…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.11 目次・ある男性の3つの訴え・監視されている(ⅰ)・監視されている(ⅱ)・数字が合図を送ってくる・盗聴されている(ⅰ)・盗聴されている(ⅱ)・盗聴されている(ⅲ)・(精神)医学は人間差別の体系である ◆ある男…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.10 目次・当事者Aさんが語る5つの場面・場面1(男たらしだという噂が聞こえてくる)・場面2‐Ⅰ(ひとに言い当てられた)・場面2‐Ⅱ(言い当てられたと思い込んだ)・場面2‐Ⅲ(見抜かれていないかと心配…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.9 目次・初診時21歳男性の訴え・「隣から悪口が聞こえてくる」・「頭の中に機械が埋め込まれている」・結論 ◆初診時21歳男性の訴え この世に異常なひとはただのひとりも存在し得ないということを以前、論理…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.8 この世に異常なひとなど、ただのひとりも存在し得ないということを、以前、論理的に証明しましたよね。 ----- ちなみにこの記事で、です。 (注)もっと簡単に確認する回はこちら。 ----- そしてそれは、こ…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.7 目次・2点復習・ひとが当初、「理解できない」場合(例、統合失調症)・ひとが最初から「理解できる」場合(例、PTSD)・結論(医学を勉強するほど人間理解力は低下する) ◆2点復習 今回は、(精神)医学…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.6 目次・この世に「理解不可能」な人間は存在するか・理解することの意味・正常、異常の意味を突きつめる・結論(理解不可能な人間はこの世に存在し得ない) ◆この世に「理解不可能」な人間は存在するか み…
*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.5 今回は、発達障害なるものを例に、診断という名の差別について見ていきますね。 でも、そのまえに、これまでに確認した事項を3点、簡単におさらいしておきましょうか。 ずいぶんまえに、健康、病気、につ…