(新)Nothing happens to me.

科学には人間を理解することが絶対にできない理由がある

(題)短編集『統合失調症と精神医学の差別』

障害、障がい、障碍、はどれもみな差別用語である(1/5)

*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.4 目次・障害という言葉の表記を改めるべきか?・障害という言葉は、異常という差別用語の単なる言い換えにすぎない・「発達障害」という言葉を例に確認する・「脳の障害」という言葉を例に確認する・問い…

医学に差別されるのは誰か(1/3)

*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.3 今回は、医学に差別されてきたのは、そしてされていくのは誰か、確認しますね。 以前に確認したことを、最初に軽くふり返ってから、はじめることにしましょうか。 簡単に言うと、こういうことでしたよね…

異常な人間はこの世にただのひとりも存在しないということ(1/3)

*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.2 医学は、健康を正常であること、病気を異常であることと定義づけてやってきましたよね。で、異常と診断したひとたちに治療をしてきましたね。 そのように、ひとを正常とか異常とかと判定することの意味を…

そもそも正常とは何か、異常とは何か(1/2)

*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.1 医学は、健康を正常であること、病気を異常であることと定義づけてやってきましたよね。で、異常と診断したひとたちに治療をしてきましたね。 正常と病理 (叢書・ウニベルシタス) 作者: ジョルジュカンギ…

精神医学は差別する

*短編集「統合失調症と精神医学の差別」予告編 (分量:文庫本約5ページ) いまから数年まえ、ある殺人事件が起こって、テレビやネットが騒然となりました。当時、強い憤りを覚えたひとは多かったのではないでしょうか。 俺は、憤るというより、ほとほとウ…