(新)Nothing happens to me.

科学には人間を理解することが絶対にできない理由がある

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

身体を機械と考えると、やれ健康だ、やれ病気だと言っているときに、争点にするところが、みなさんのように「苦しくないか、苦しいか」ではなく、「正常か、異常か」になってしまう科学の実例2つ(5/5)【医学がしばしばしばみなさんに理不尽な損害を与えてきた理由part.7】

*短編集「統合失調症と精神医学と差別」の短編NO.53 こうして、いま見ている説では、快さや苦しさという感覚は、うっちゃられ、その代わりに、「身体機械」が正常であるか、異常であるかを争点にしていくことになります。 先に指摘しておきましたように、こ…

身体を機械と考えると、やれ健康だ、やれ病気だと言っているときに、争点にするところが、みなさんのように「苦しくないか、苦しいか」ではなく、「正常か、異常か」になってしまう科学の実例2つ(4/5)【医学がしばしばしばみなさんに理不尽な損害を与えてきた理由part.7】

*短編集「統合失調症と精神医学と差別」の短編NO.53 ◆健康や病気を「身体機械」のありようだけを見て決めることになる あるとき、ふと、指先に痛みを感じたと想像してみてくれますか。で、指先に目をやると、紙で切れたらしい傷があることに気づいたとしま…

身体を機械と考えると、やれ健康だ、やれ病気だと言っているときに、争点にするところが、みなさんのように「苦しくないか、苦しいか」ではなく、「正常か、異常か」になってしまう科学の実例2つ(3/5)【医学がしばしばしばみなさんに理不尽な損害を与えてきた理由part.7】

*短編集「統合失調症と精神医学と差別」の短編NO.53 快さや苦しさという「身体の感覚」は、俺の心のなかにある像である(②より)。前者の快さは、心の外に実在している「身体機械」が正常であるという情報をもとに、俺の脳が作り出したものである(③より)…

身体を機械と考えると、やれ健康だ、やれ病気だと言っているときに、争点にするところが、みなさんのように「苦しくないか、苦しいか」ではなく、「正常か、異常か」になってしまう科学の実例2つ(2/5)【医学がしばしばしばみなさんに理不尽な損害を与えてきた理由part.7】

*短編集「統合失調症と精神医学と差別」の短編NO.53 ◆快さ(苦しさ)を、「身体機械」が正常(異常)であることを知らせる、心のなかのサインとする説 機械ではない身体を機械と見なす科学には、快さや苦しさを説明する仕方が、俺には、つぎの2種類あるよう…

身体を機械と考えると、やれ健康だ、やれ病気だと言っているときに、争点にするところが、みなさんのように「苦しくないか、苦しいか」ではなく、「正常か、異常か」になってしまう科学の実例2つ(1/5)【医学がしばしばしばみなさんに理不尽な損害を与えてきた理由part.7】

*短編集「統合失調症と精神医学と差別」の短編NO.53 目次・やれ健康だ、やれ病気だとしきりに言うことによって、みなさんが争点にするのは、「苦しくないか、苦しいか」である・快さ(苦しさ)を、「身体機械」が正常(異常)であることを知らせる、心のな…