(新)Nothing happens to me.

科学には人間を理解することが絶対にできない理由がある

blog要旨等

お知らせや、このblogの要旨、年頭に記した1年の予定などを書いた文章を集めました。

この世に異常なひとはただの一人も存在し得ないということについて

もうひとつのブログのほうの手短な近況報告をさせてもらって構いません? そちらのほうのブログで、今年に入ってから立てつづけに、記事を3本書きました。 その1本目の記事でまず、医学が、健康を正常であること、病気を異常であることと独自に定義づけてき…

ひとのことを、やれ正常だ、やれ異常だ、とさんざ言ってきたけど、はて、そもそも、正常、異常ってどういう意味なんだっけ?

医学なるものに触れ、一番最初にひとが疑問に思うのは、「正常、異常という言葉の意味は果して何なのだろう」ということではないでしょうか。 だって、医学は、健康を正常であること、病気を異常であることと独自に定義づけてやってきたじゃないですか。 ---…

自分の胸に「ふだん、何を健康と言い、何を病気と言っているのか」訊いてみる?

新年早々、ひとつ、基礎的なことを、下の記事で考えてみました。 その基礎的なことというのは、何を健康と言い、何を病気と言うのか。 ひと言で言うと、健康、病気という言葉の定義ですね。 医学というのは「病気を治す」ことを使命とするものですよね? で…

「神のお告げが聞こえた」に肉薄しよう(「統合失調症の◯◯を理解する」シリーズのspin-off)

今年2020年の2月初頭からずっと、「統合失調症の◯◯を理解する」というタイトルで、記事を書いてきました*1。統合失調症と診断されたひとたちに、実際に記事のなかに登場してもらい、そのひとたちの統合失調症の症状とされる体験が、医学の見立てに反し、「理…

引っ越して参りました

このたび、seesaa blogから越して参りました。フツツカ者ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 seesaaに置いて参りました記事はそのままにしておくつもりです。ひょっとすると、後日、こちらhatena blogのほうに移管するかもしれませんけれども。 (201…

blog要旨

オロカモノのくせに口幅ったいことを申しましてマコトに申し訳ありません。軽い気持ちでお聞きください。 科学のドギモをぬかれるほど不思議なものの見方について書かせていただいております。 不肖俺が思いますに、科学は事のはじめに、存在同士のつながり…

科学の可能性は限界を見極められてこそ把握可能?

「科学は存在同士のつながりを切断してから考える」*1と題しました文章で先日書きましたように、科学が私たちに説明して聞かせてくれる、身体、世界、身体感覚、知覚体験(見る、聞く、匂う、味わう、触れる)、存在、関係、はことごとくすべて、実際のもの…

科学による2種類の切断事件

2016年もひきつづき、みずからが愚かものであることを証明せんとばかりに、愚かもののひとつ覚えぶりを思うぞんぶん発揮してまいる所存である。なにとぞヨロシクお願いもうしあげる次第である。 では、かくもうすコッケイな俺は、恥ずかしげもなく、いったい…

はじめに2015年版

科学は世界がどういうものか説明してくれます。私は本格的に科学に触れたとき、科学のその説明に驚きをおぼえました。ほんとうに心底びっくりしました。そして今でも科学の世界観に驚きを禁じえません。 科学の世界観に私が覚えたのは驚きだけではありません…