(新)Nothing happens to me.

科学には人間を理解することが絶対にできない理由がある

優生思想

わたしたちの勘は薄々、ひとを「異常」と判定するのが差別であることに、そう、優生思想であることに、気づいていたが、わたしたちはずっと、例のごとく、見て見ぬふりし続けてきたのではないか、という濃厚な疑い(1/4)

*短編集「統合失調症と精神医学と差別」の短編NO.62 目次・みなさんの鋭い勘が覚えた違和感・みなさんが勘づいていたもうひとつのこと・みなさんが医学の根本姿勢に違和感を抱きつづけてきた確かな形跡 いま、すさまじい勢いで、続々と、化けの皮が、ありと…

医学は「みんな違ってみんなイイ」と言って「多様性」を口先では肯定しているが、やっていることは実はそれとは正反対ということはないか(1/7)

*短編集「統合失調症と精神医学と差別」の短編NO.61 目次・科学が多様性を肯定する言葉を口にしているときにみなさんが感じること・①医学を医学たらしめるものは何か・②医学に不当にも異常と決めつけられ、差別されてきたのは誰か・③医学とは「多様性の否定…