(新)Nothing happens to me.

科学には人間を理解することが絶対にできない理由がある

(題)科学の奇っ怪な出発点は「部分」の否認にあり

科学は事のはじめに全体を見失います。

科学の奇っ怪な出発点は「部分」の否認にあり③

鐘は、科学の手にかかるとこのように、ほんとうは見えないものであるということになる。俺が目をつむっていても、開けていても、眼鏡をかけていてもいなくても、後ろを向いていても、まえを向いていても、何ら変わることのないもの(見えないまま)であるこ…

科学の奇っ怪な出発点は「部分」の否認にあり②

ではつぎに、これらふたつの不適切な操作の過程を順に詳しく見ていこう。 いまこの瞬間、俺が、教会の塔のうえにある鐘を遠望しているとすれば、その瞬間、俺が目の当たりにしている鐘の姿は、俺の前方数百メートルのところにあるということになる。このよう…

科学の奇っ怪な出発点は「部分」の否認にあり①

2018年に入ってから、「2018年一斉書き直しシリーズ」と銘打って、第1弾と第2弾をお送りしてきた。 シリーズ第1弾は「科学の出発点をナミダナミダで語り直す*1」と題して、またシリーズ第2弾は「科学が存在を別ものにすり替えるのをモノカゲから見なおす…