(新)Nothing happens to me.

科学には人間を理解することが絶対にできない理由がある

医学は物質(薬剤を含む)をおのれに都合が良いように見る

医学は誤って、身体に起こる出来事を、身体のなかの一点のせいにし、その一点を、当の出来事の「原因」と呼びます。で、その見方を延長して、物質はみなそれぞれ、身体に特定の出来事を起こす「原因」であると考えます。すると、どうなるか。医学にとって不都合な可能性(期待した効果が治療から得られない可能性や、副作用が出る可能性)がキレイさっぱり無視されることになります。

コロナワクチンについて思った或るひとつのこと(別に込み入ったことも決定的なことも書いていませんが、気分が悪くなるかもしれません。閲覧ご注意ください)

コロナワクチンについて、いろんなことが言われていますよね。効く、効かない、害がある、害が出てきた、他の病気にも効いている等々。 果して、ほんとうのところはどうなんでしょうね。 統計を挙げてきて、だからこうだ、だからああだと、いつもたったひと…

医学はこの世の根本原理にもとづかないで、人種差別論理に頼る《1/2》

*医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第12回 えっと、ここまで何をお喋りしてきたんでしたっけ? こういうことでしたっけね? 箇条書きで挙げてみますね? 1.大木であれ、俺の身体であれ、他人の脳であれ、音であれ、俺の過去体験記憶像であ…

医学のものの見方が雑すぎることを、HPVワクチンを例に確認する〈1/8〉

*医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第11回 目次・医学の出来事観と物質観(復習)・夢のワクチンと謳われてHPVワクチンが登場したときにみなさんが覚えた素朴な疑問・HPVワクチンを接種した結果、身体に起こるのは都合の良いことだけといきな…

医学のガサツな物質観について確認する(1/3)

*医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第10回 目次・医学の出来事観の復習・医学の物質観(3つの表現で)・物質の現実(アルコール、コーヒー、毒、薬) ◆医学の出来事観の復習(読み飛ばしてもらっても支障ありませんよ) 医学は、ひとの身に…

科学の出来事観と物質観の変遷③

で、現に、いままでいろんな出来事の原因が特定されてきたことになっているが、それらは、「同じ出来事をどんな場合でも引き起こす一箇所」と言っておかしくないくらい、それが在るといつも同じ出来事が起こってくるものなのだろうか。 医学はガン細胞を、「…

科学の出来事観と物質観の変遷②

さてこれでまず、原因とは何か、が明らかになった。 肺にがん細胞ができるという出来事の原因とは、肺にガン細胞ができるという出来事を、どんな場合でも引き起こす一箇所のことである。うつ病と呼ばれる状態になるという出来事の原因とは、うつ病と呼ばれる…

科学の出来事観と物質観の変遷①

ここ数ヶ月、カワグチ・サチジ・シリーズと題して、二篇*1おとどけ(?)してきた。いずれもクソまずいものだったにちがいないが、それでも、そこで確認したのは非常に大事なことだった。 みなさんが今日のおフロあがりにお召し上がりになろうと、冷蔵庫にと…