(新)Nothing happens to me.

科学はボタンをかけ違えたまま来たのではないでしょうか。

「統合失調症」は永遠に解けない謎なんかではない

「症例」をもちいて「統合失調症」が理解され得ることを示します。人間に「理解され得ないもの」などひとりもいないことを確認するために。

「統合失調症」は永久に解くことのできぬ謎か?

障害という言葉のどこに差別があるか考える第23回 ひとを正常と異常に振り分けることが、人間理解をはなっから拒むことである旨、確認しています。 簡単に言うと、こういうことでした。 ひとを正常と異常に振り分けるとは、ひとを「理解され得るもの」と「理…

異常なひとを無くすことを医学の目的にするのは危険

障害という言葉のどこに差別があるか考える第21回 科学は健康を正常であること、病気を異常であることと定義し、医学を「異常なひとを無くす営み」と考えます。このように「異常なひとを無くす」ことを医学の目的にするのがいかに危険なことか、確認中です。…

「幻聴」を無くす治療は求められるか

障害という言葉のどこに差別があるか考える第18回 健康を正常であること、病気を異常であることと定義する科学にとって医学とは「異常なひとを無くす営み」です。 しかし、そもそも異常なひとはこの世に存在しないと先に確認しました。医療に求められるのが…

「統合失調症」を理解する7

身体をキカイ扱いする者の正体は第21回 先ほど統合失調症の例を用いて確認しました。精神医学は患者を精神に異常のあるものとして理解しようとしますが、それではそのひとを理解することはできないということでした。論理的に考える限り、ひとはひとりの例外…

「統合失調症」を理解する6

身体をキカイ扱いする者の正体は第20回 ここまで、統合失調症と診断されたひとたちの例を用いて考察してきました。そして確認しました。精神に異常があるものと精神医学に判定されるひとたちを理解するのに必要なのは、そのひとたちのことを、「そのひとたち…

「統合失調症」を理解する5

身体をキカイ扱いする者の正体は第19回 精神医学は患者を精神に異常があるものとして理解しようとします。しかしそれでは患者のことを理解できないどころか、むしろはなっから理解するのを拒絶することになると申しました。 では、精神医学が精神に異常があ…

「統合失調症」を理解する4

身体をキカイ扱いする者の正体は第18回 精神医学は患者を精神に異常があるものとして理解しようとします。しかしそれでは患者のことを理解できないどころか、むしろはなっから理解するのを拒絶することになると申しました。精神医学が精神に異常があるものと…

「統合失調症」を理解する3前半

身体をキカイ扱いする者の正体は第17回 精神医学は患者を精神に異常があるものとして理解しようとします。しかしそれはむしろ患者のことを理解するのをはなっから拒否することです。 そう申し上げる俺はいまみなさんと、統合失調症と診断されたひとのことを…

「統合失調症」を理解する3後半

身体をキカイ扱いする者の正体は第17回 (前半のつづき) みなさんは「青年の身になって」、引きつづきこうお考えになります。 「いま、入院十日まえから急に周囲の注目を集めるようになったというのが青年の思い過ごしではないと仮定して考えた。今度は、実…

「統合失調症」を理解する2前半

身体をキカイ扱いする者の正体は第16回 精神医学は患者を精神に異常があるものとして理解しようとします。しかし、それはむしろ患者のことを理解するのをはなっから拒否することでした。 では、そのひとたちを理解するにはどうすればいいのか。 そのひとたち…

「統合失調症」を理解する2後半

身体をキカイ扱いする者の正体は第16回 (前半からのつづき) 統合失調症を発症したある青年は、入院させられてからも、自分が病院にいるということを受け入れようとせず、「芝居はもう止めてください」「これは、ドッキリカメラか何かでしょう?」と言い、…

「統合失調症」を理解する1

身体をキカイ扱いする者の正体は第15回 精神医学は患者を精神に異常があるものとして理解しようとしますが、それではそのひとたちのことを理解できるようにはならないし、それどころかはなっから理解を拒むことになると申しました。 だとしますと、そのひと…