(新)Nothing happens to me.

科学の欠点、限界、見落としている大事なもの

2020-09-21から1日間の記事一覧

統合失調症の「メッセージを受けとる」「世界は僕のためにある」「テレパシーで交信した」を理解するvol.7(統合失調症理解#14)(6/6)

*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.27 ◆正体を確かめに行ってはいけない さらに小林さんはこうも言っていましたね。その足音について、「起きてドアを開けて一階に行けば確かめられるが、なぜかそれをしてはいけないという自制心が働き、僕…

統合失調症の「メッセージを受けとる」「世界は僕のためにある」「テレパシーで交信した」を理解するvol.7(統合失調症理解#14)(5/6)

*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.27 でも、それと同時に、そうした自分の閃きや発想が、疑わしく思えてきても何らおかしくはなかったのではないでしょうか。要するに、その足音は実は、珍しく階上にやって来ていた妹のものだったのかもし…

統合失調症の「メッセージを受けとる」「世界は僕のためにある」「テレパシーで交信した」を理解するvol.7(統合失調症理解#14)(4/6)

*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.27 ◆誰かがあわててドア向こうの階段を駆け降りていく さらに先に進みますね。このあと、小林さんはお風呂に入り、テレビを見ます。そのときのことを小林さんはこう書いていますよ。 「翌日は六時起きなの…

統合失調症の「メッセージを受けとる」「世界は僕のためにある」「テレパシーで交信した」を理解するvol.7(統合失調症理解#14)(3/6)

*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.27 ◆宮崎キャスター「一人が発狂しました」 さらにテレビでは、「宮崎緑キャスターが、『アミノ酸製剤を四人に投与したところ、一人が発狂しました』という意味不明のニュースを報じた」と小林さんは言っ…

統合失調症の「メッセージを受けとる」「世界は僕のためにある」「テレパシーで交信した」を理解するvol.7(統合失調症理解#14)(2/6)

*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.27 ◆同時に他の可能性にも思いをはせる だけど、どうですか。いま引き合いに出した、ちょっとした物音にもビクっと反応し、「殺し屋が来た!」と身構えたガンマンは、急いでホルダーから拳銃をとり出した…

統合失調症の「メッセージを受けとる」「世界は僕のためにある」「テレパシーで交信した」を理解するvol.7(統合失調症理解#14)(1/6)

*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.27 あらすじ 小林和彦さんの『ボクには世界がこう見えていた』(新潮文庫、2011年)という本をとり挙げさせてもらって、今回で7回目です(全9回)。 小林さんが統合失調症を「突然発症した」とされる日…