(新)Nothing happens to me.

科学には人間を理解することが絶対にできない理由がある

2020-06-22から1日間の記事一覧

統合失調症の「赤の他人の怒ったような顔写真を見て、自分の父親は怒っているととる」を理解する(4/4)【統合失調症理解#9】

*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.17 でも、(精神)医学にはそのように十分な人間理解力は「なかった」ものの、つぎのような自信はずっと「あり」ました。(精神)医学の人間理解力は完璧であるはずだという自信は。で、その自信に合うよう…

統合失調症の「赤の他人の怒ったような顔写真を見て、自分の父親は怒っているととる」を理解する(3/4)【統合失調症理解#9】

*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.17 いまの推測を箇条書きにしてまとめると、こうなります。 ①自分の父親に似ている経団連会長の、怒ったような顔写真を新聞紙上に見たのをキッカケに、急に自分の父親の機嫌が気になり出し、「バカ野郎!」…

統合失調症の「赤の他人の怒ったような顔写真を見て、自分の父親は怒っているととる」を理解する(2/4)【統合失調症理解#9】

*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.17 いま、ひとりの男性が登場しましたよね。以下、Eさんと呼ばせてもらいます。こう書いてありましたね。 「新聞に父親に似た経団連会長の顔写真が載っていて、それが怒っているように見えた。そのことから…

統合失調症の「赤の他人の怒ったような顔写真を見て、自分の父親は怒っているととる」を理解する(1/4)【統合失調症理解#9】

*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.17 この世に異常なひとなど、ただのひとりも存在し得ないということを以前、論理的に証明しましたよね。 ----- そのときの記事を一応挙げておきますよ。 (注)もっと簡単に確認する回はこちら。 ----- そして…