*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.32
目次
・〝統合失調症〟の症例がふたつに分かれる
・「現実修正解釈」型
・「勝手にひとつに決めつける」型
◆〝統合失調症〟の症例がふたつに分かれる
昨年2020年の2月頃からずっと、統合失調症と診断されたひとたちの、いわゆる症例なるものを見させてもらっていますよね。
その数、いま現在、計15名にのぼりますね。
で、そのひとたちが、医学の見立てに反し、ほんとうは「理解不可能」なんかでは決してないことを「実地」に確認していますよね。
そうしたなか、みなさん、こう考えるようになってません?
こうして見てきている、統合失調症のいわゆる症例なるものは、2種類に分けられるんじゃないか、って。
今回は、そのふたつを、以前にもちいた症例をひとつずつ再掲しながら、簡単に確認しますね。それぞれを、「現実修正解釈」型、「勝手にひとつに決めつける」型と名づけて、ね。
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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますね。
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