(新)Nothing happens to me.

科学の欠点、限界、見落としている大事なもの

出来事を一点のせいにするのは医学だけ、物理学も化学もそんなことはしないと確認する(4/4)

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第7回 (3/4からのつづき) いまみなさんとこういうことを確認しました。 科学は存在を別もの(存在もどき、と名づけましたね)にすり替える。 科学は「存在もどき」同士のあいだを、因果関係なるニセの関係…

出来事を一点のせいにするのは医学だけ、物理学も化学もそんなことはしないと確認する(3/4)

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第7回 (2/4からのつづき) いや、存在同士を再度つなぎ直すと言っても、存在同士のあいだに(厳密にいえば「存在もどき」同士のあいだに)、ほんとうの関係を認められるようになろうとするってことじゃない…

出来事を一点のせいにするのは医学だけ、物理学も化学もそんなことはしないと確認する(2/4)

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第7回 (1/4からのつづき) 現に、おなじ科学でも、物理学や化学は出来事を一点のせいにしたりなんかしませんよね? 俺、物理学や化学に、出来事を一点のせいにできると教えられた記憶なんかありませんよ(…

出来事を一点のせいにするのは医学だけ、物理学も化学もそんなことはしないと確認する(1/4)

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第7回 医学はひとの身になろうとしません、ね? じゃあその代わりに何をするのか。 身体に起こる出来事を一点のせいにするってことでしたよね。 出来事を一点のせいにするっていうのはこういう論理であると…

医学の根本原理が、人種差別に用いられる論理であることを確認する〈3/3〉

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第6回 (2/3からのつづき) だけど、すべてを一点におっかぶせ、その一点をとり除きさえすればいいとする(前記②)ってのは、排外主義の論理なんじゃないですかね? だってそうじゃないですか。 いま世界の…

医学の根本原理が、人種差別に用いられる論理であることを確認する〈2/3〉

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第6回 (1/3からのつづき) 現に、おなじ科学でも物理学や化学は、医学とちがって、出来事を一点のせいにしたりなんかしません、ね? いや、でも待ってくださいよ、物理学や化学は出来事を一点のせいにした…

医学の根本原理が、人種差別に用いられる論理であることを確認する〈1/3〉

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第6回 状況・最小単位説と俺がよぶ、この世の根本原理について最初に確認しましたよね。大木であれ、俺の身体であれ、太陽であれ、音であれ、俺の過去体験記憶像であれ、何であれ、それを捉えるというのは、…

医学には、ひとを理解しようとする気がサラサラないことを確認する(3/3)

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第5回 (2/3からのつづき) 医学はさっきの男性患者さんのようなひとたちについてこう説明しますよね。いかにも、理解され得ない人間ってことにしたがっているなあと、今一度しみじみ実感しながら読んでみて…

医学には、ひとを理解しようとする気がサラサラないことを確認する(2/3)

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第5回 (1/3からのつづき) いま、統合失調症と診断された男性患者さんについて見ましたね。でも精神医学は、驚くべきことに、統合失調症者は永遠の謎だって言います。理解され得ない人間なんだ、って。 か…

医学には、ひとを理解しようとする気がサラサラないことを確認する(1/3)

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第5回 状況・最小単位説と俺がなづけた、なんぴとも無視することのできないこの世の根本原理について確認したじゃないですか。みなさんのお家の広大な庭のなかを、前方の大木目指し、みなさんと一緒に歩きな…

状況を捉えるとは状況把握をすることであると確認する〈3/3〉

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第4回 (2/3からのつづき) 大木に歩みよっているいまの場面をもちいて、まずこういうことを確認したじゃないですか。 大木が、「他のものと共に在るにあたってどのようにあるか」という問いに逐一答えてい…

状況を捉えるとは状況把握をすることであると確認する〈2/3〉

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第4回 (1/3からのつづき) 以上、まとめますね。大木を捉えるというのは「状況を捉える」ということでした、ね? いや、大木のみならず、俺の身体であれ、音であれ、俺の過去体験記憶像であれ、何であれ、…

状況を捉えるとは状況把握をすることであると確認する〈1/3〉

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第4回 みなさんと交わした約束を、いまさっきひとつ果たしましたね。 最初にみなさんと約束したじゃないですか。俺が状況・最小単位説とよぶ、なんぴとも無視することのできないこの世の根本原理とはいった…

医学だけが無視するこの世の根本原理について、確認し終える(3/3)

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第3回 (2/3からのつづき) 先ほど大木についてこういうことを確認しましたよね? 大木が今どのようにあるかを知るというのは、大木が、「他のものと共に在るにあたってどのようにあるか」という問いに今どう…

医学だけが無視するこの世の根本原理について、確認し終える(2/3)

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第3回 (1/3からのつづき) いま考えたのは何でしたっけ? 大木が、「他のものと共に在るにあたってどのようにあるか」という問いに逐一答えるってことの意味でしたよね(第二関門)? でも、そうした問いに…

医学だけが無視するこの世の根本原理について、確認し終える(1/3)

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第3回 なんぴとも無視することのできないこの世の根本原理である状況・最小単位説とは何か。物理学や化学はもとづこうと努力してきたのに、医学だけ無視を決め込んできたその状況・最小単位説とはいったい何…

歩みよるにつれ、大木が刻一刻と姿を大きく、かつ、くっきりさせていくことは何を意味するか、確認する〈3/3〉

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第2回 (2/3からのつづき) 話のもって行き方、不自然ですかね(まえの頁で書きましたように、いま見てもらっている頁の、最後からふたつ目の段落まで、読み飛ばしてもらっても全然問題ありませんよ)? で…

歩みよるにつれ、大木が刻一刻と姿を大きく、かつ、くっきりさせていくことは何を意味するか、確認する〈2/3〉

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第2回 (1/3からのつづき) えっと、それで大木の話のつづきですけど、いまみなさんと俺、歩いているじゃないですか。たとえばもしこのとき俺の目のまえにさっと誰か背の高いひとが入ってきたらどうなると思…

歩みよるにつれ、大木が刻一刻と姿を大きく、かつ、くっきりさせていくことは何を意味するか、確認する〈1/3〉

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第2回 俺、いま大木に歩みよっているじゃないですか。大木は、俺のほうを向いた面の、上ッ面のみ「見えるありよう」を、それ以外の部分はすべて「見えないありよう」をそれぞれとった姿をしているってことで…

医学だけが無視するこの世の根本原理について確認しはじめる(3/3)

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第1回 (2/3からのつづき) でもそのまえに、そもそも身体とは何かってことですよ。 みなさん、何を身体と考えます? ふむふむ、そうですよね。 いま俺の頭のてっぺんから足の先まで、俺の身体感覚がひと連…

医学だけが無視するこの世の根本原理について確認しはじめる(2/3)

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第1回 (1/3からのつづき) そうだなあ、みなさんのお家の庭をこうして一緒に歩きながらお話ししましょうか? いやあ、いい季候ですねえ、こんな庭がうちにもあればなあ。あ、あそこに、あの〜木ぃなんの木…

医学だけが無視するこの世の根本原理について確認しはじめる(1/3)

医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第1回 「なんぴとも無視することのできないこの世の根本原理は何か」と問われたら、俺なら、照れながらおずおずと、こう答えるでしょうね。「この世の最小単位は状況である」というのがその根本原理なんだ、…

科学は快さや苦しさをどういったものと誤解するのか、遠い目をしてふり返る(4/4)

科学の目には「快いか苦しいか」は映らない第3回 (3/4からのつづき) 説2では、快さを、快さ(快情動)と快さの「感じ」のふたつに分け、また、苦しさのほうも、苦しさ(不快情動)と苦しさの「感じ」のふたつに分けたうえで、快さと苦しさ(快情動と不快…

科学は快さや苦しさをどういったものと誤解するのか、遠い目をしてふり返る(3/4)

科学の目には「快いか苦しいか」は映らない第3回 (2/4からのつづき) 快さについてもこれとおなじことになります、よね? 病院で何も異常は見つからないのに、体調が芳しくないってこと、あるじゃないですか。説1にしたがうと、「身体機械」が正常でも、…

科学は快さや苦しさをどういったものと誤解するのか、遠い目をしてふり返る(2/4)

科学の目には「快いか苦しいか」は映らない第3回 (1/4からのつづき) いまふり返っている先日の文章では、説をふたつ確認したじゃないですか。 説1.快さを、心のなかにある、「身体機械が正常であることを知らせる情報」、苦しさを、心のなかにある、「…

科学は快さや苦しさをどういったものと誤解するのか、遠い目をしてふり返る(1/4)

科学の目には「快いか苦しいか」は映らない第3回 先日、俺、長々と、快さと苦しさについて書いたじゃないですか。で、つぎの3つを確認したじゃないですか。 1.快さとか苦しさというのは何なのか。 2.西洋学問ではなぜ、快さや苦しさが何であるか、理解…

科学にはなぜ快さや苦しさが何であるか理解できないのか、遠い目をしてふり返る〈5/5〉

科学の目には「快いか苦しいか」は映らない第2回 (4/5からのつづき) 事のはじめに「絵の存在否定」、「存在の客観化」というふたつの不適切な操作を立てつづけに為す西洋学問の手にかかると、左手はこう解されるとのことでしたね? a.左手は「左手機械…

科学にはなぜ快さや苦しさが何であるか理解できないのか、遠い目をしてふり返る〈4/5〉

科学の目には「快いか苦しいか」は映らない第2回 (3/5からのつづき) 西洋学問では、身体についてもこれとまったくおなじように解します。 左手を例にまず見てみます、ね? みなさんにさっき、自分の左手を眼前にかかげてもらったじゃないですか? あ、し…

科学にはなぜ快さや苦しさが何であるか理解できないのか、遠い目をしてふり返る〈3/5〉

科学の目には「快いか苦しいか」は映らない第2回 (2/5からのつづき) 西洋学問ではこの要領で、俺が現に目の当たりにしているバラの花の他、俺が現に聞いている音や、現に嗅いでいる匂い、現に味わっている味、現に感じている「身体の感覚」、その他、俺が…

科学にはなぜ快さや苦しさが何であるか理解できないのか、遠い目をしてふり返る〈2/5〉

科学の目には「快いか苦しいか」は映らない第2回 (1/5からのつづき) さあ、いま、身体とは何か確認しましたよ。もう一度言いますよ。みなさんにとって身体とは、おなじ場所を占めている「身体の感覚」と「身体の物」とを合わせたもののことなんだ、って。…