(新)Nothing happens to me.

科学には人間を理解することが絶対にできない理由がある

2019-12-16から1日間の記事一覧

「発達障害」を例に、誰が医学に差別されるのか確認する(4/4)

*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.5 今回は、医学に不当にも異常と決めつけられて差別されてきたのは、そしてされていくのは、「標準より劣っている」と医学に思われるひとたちであるということを、広汎性発達障害の診断を例に確認しました…

「発達障害」を例に、誰が医学に差別されるのか確認する(3/4)

*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.5 さあ、さらに突っ込んで、先の引用のつづきを見ていきましょう。さっきの①から③(ウイング精神科医が提唱したと言う3つの特性のこと)がより詳しく解説されていきますよ。そこに注目してみてくださいね…

「発達障害」を例に、誰が医学に差別されるのか確認する(2/4)

*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.5 先日、双極性障害とか発達障害とかと言うときの「障害」という言葉の意味を確認したの、ちょっと思い出してみてくれますか。そうですね。その「障害」という言葉は、「異常」という差別用語の単なる言い…

「発達障害」を例に、誰が医学に差別されるのか確認する(1/4)

*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.5 今回は、発達障害なるものを例に、診断という名の差別について見ていきますね。 でも、そのまえに、これまでに確認した事項を3点、簡単におさらいしておきましょうか。 ずいぶんまえに、健康、病気、につ…