*短編集『統合失調症と精神医学の差別』の短編NO.58
これまで(精神)医学は、健康を正常であること、病気を異常であることと定義づけ、ひとを正常と異常に二分してきました。でも、いま、イメージに着目するあたらしい簡単な仕方で再確認しましたように、異常なひとはこの世にただのひとりたりとも存在し得ません。ひとはみな正常です。
つまり、これまで(精神)医学に異常と判定され、そのことを○○病だとか◇◇障害だとか△△疾患に罹患しているだとかと表現されてきたひとたちはみな、ほんとうは正常だったということです。
(精神)医学は、ほんとうなら他のひとたちみんなとおなじく正常と判定されてしかるべきだったそのひとたちを、不当にも異常と決めつけ、差別してきたんだ、って。
では、いったい誰がそうした差別を(精神)医学の名のもと受けてきたのか(冒頭に挙げた番号3)。次回はそのことを、今回同様、イメージに着目する簡単な仕方で再確認します。
-----
「異常なひとはこの世にただのひとりも存在し得ない」というこのことを、短編No.2ではつぎのような仕方で確認しました。
-----
2023年7月3日に文章を一部修正しました。
*今回の最初の記事(1/4)はこちら。
*前回の短編(短編NO.56)はこちら。
*このシリーズ(全64短編を予定)の記事一覧はこちら。