*短編集「統合失調症と精神医学と差別」の短編NO.50
◆身体も一瞬一瞬答えるものである、「他のものたちと共に在るにあたってどのようにあるか」という問いに
みなさん、電柱に歩み寄っている場面をまだ想像していてくれますか。みなさんが歩み寄っていると、その電柱の姿は刻一刻と大きく、かつ、くっきりしていくということでしたよね。
みなさんは、その電柱の姿を見ながら、足もとのくぼみや、路上を行き交う人々や、自転車、車、ネコを避けつつ、歩みを進めていきます。
でも、それってまさに、みなさんの身体にとって、一瞬一瞬答えているということではありませんか、「他のものたちと共に在るにあたってどのようにあるか」という問いに?
いま、電柱にひきつづき、みなさんの身体についても、おなじことが確認できましたね。
*今回の最初の記事(1/10)はこちら。
*前回の短編(短編NO.49)はこちら。
*これのpart.1はこちら(今回はpart.4)。
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