(新)Nothing happens to me.

科学の欠点、限界、見落としている大事なもの

医学の言うことがみんな嘘になる理由、出来事編(3/3)

*医学の言うことはみんな嘘第3回


 つまり、出来事を一点のせいにするというのは、詳しく言えば、

  • (a)出来事が好ましい場合には、すべてをその一点のおかげとし、その一点を過大評価すること、
  • (b)出来事が好ましくない場合には、すべてをその一点におっかぶせ、その一点をとり除きさえすればイイとすること(排外主義の論理)、


 です、ね?


 (a)ならそうですねえ、医学は、最近数十年のあいだに感染症なるものが少なくなってきたのを、よくワクチン一点のせいにするじゃないですか? そうしてすべてをワクチン一点のおかげとし、ワクチンを過大評価するじゃないですか、ね(特に、天然痘の撲滅をワクチン一点のせいにして、ワクチンを過大評価するという手をよく見るような気がしますけど、気のせいですかね)? 感染症なるものが減ってきたのをワクチンだけのおかげとするなんて、どう考えたって極端なのに、ね?


天然痘が実際にどのように撲滅されたかは、たしかこの本に詳しく書いてあったんじゃないかな)


 いっぽうの(b)ですけど、医学は、身体に起こる出来事をウィルスとか、細菌とか、ガンとか、アミロイドβとか、とかく一点のせいにし、すべてを一点におっかぶせてきました、ね? で、その一点をとり除きさえすればイイとしてきました、ね? そうした一点をとり除くために、臓器ごとごっそり摘出する手術をしたり、副作用のキツイ薬剤を投与したりして、ね?


 でも、そうした、一点をとり除きさえすればイイとする手術や薬剤投与の結果、医学が期待している「都合の良いこと」(利益)が身体に起こってくると仮にしてもですよ、身体に起こるのはそんなことだけですかね? 「都合の悪いこと」(不利益)も身体に起こってきて何ら不思議はないんじゃないですか、ね?


 たとえばガン治療なんかで、臓器ごとごっそり摘出したり、抗がん剤を投与したりすると、しばしば合併症なるものが起こったり、副作用が出たりするじゃないですか。ほら、「都合の悪いこと」(不利益)も結果として現に身体にしばしば起こってくるじゃないですか。


 なら、身体に起こってくるその都合の悪いこと」(不利益、身体に起こる「都合の良いこと」(利益をしのぐ、なんてことにならないとは断言できないじゃないですか、ね?


 実際は、一点をとり除きさえすればイイなんてそんな単純なことではありませんね? ちょっと周りを見回してみてくださいよ。医学は一点をとり除きさえすればイイと請け合ったが、その請け合ったとおりにはならなかったということ、かなり多いような気がしません?


 さあ、みなさん、どうですか。身体に起こる出来事を一点のせいにするという誤った見方にもとづいて医学が言うことはみな嘘になると言うしかないんじゃないのかなあって、思いません(それが支障のない嘘か、それとも致命的な嘘なのかは、ともかくとして、ね)?


 さて、おかげさまで、いまひとしきり話し終わりましたよ。けど、確認を後回しにしておいたのがひとつありましたね。最初にいきなり、「ものを捉える」とは「状況を捉える」ということであると言ったじゃないですか。なぜそう言えるのか確認するのがまだ残ってましたね。


 じゃあ、最後にその話をしましょうか。


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