*医学は喩えると、空気の読めないガサツなおじさん第4回
◆状況把握をするとは
以上、まとめますね。大木を捉えるというのは「状況を捉える」ということでした、ね? いや、大木のみならず、俺の身体であれ、音であれ、俺の過去体験記憶像であれ、何であれ、それを捉えるというのは「状況を捉える」ということなんだ(状況・最小単位説)ってことでした、よね? じゃあ、その「状況を捉える」とはどうすることなのか。それは、ちょうどいま見ましたように、「状況把握をする」(先に記したAとBをする)ってことでした、ね?
さあ、どんどん、先に進みましょう。
つぎは、このことがひとについても言えることを、統合失調症と診断された或る男性の例をもちいて、あ、でも、ちょ待てよ、せっかくだし、この機会に、「状況把握」について、もう少し突っ込んで見ておいたほうがいいかな?
あ〜、どうしよう、迷えてきた。でも、突っ込んで見ていくと、話、ややこしくなりそうだしな〜。
う〜む、どうしよう、でも、「状況把握」についてもう少し詳しく見ておいたほうがいい気がしきりとするな〜。みなさんには、冒険心を発揮してそのややこしい話を聞くもよし、無難にそれを聞き飛ばして次頁の最終段落に直行するもよし、ということにしてもらって、やっぱり「状況把握」についてもうちょっと見ておくことにするかな?
みなさん、どうですかね、ここでその二手に分かれるというのは?
じゃあ、「状況把握」についてもう少し詳しく見ておきますね(読み飛ばすひとは、次頁の最終段落で俺と落ち合ってくださいね)。
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