(新)Nothing happens to me.

科学はボタンをかけ違えたまま来たのではないでしょうか。

松の木を研究するとはどうすることか(後半)

身体が機械じゃないのは明らかであるが第12回

 松の木に歩み寄ったかと思うと遠ざかったり、その周りをぐるぐる回ったり、ペンライトを当てて見たり、匂いを嗅いだり、耳を押し当てたりして、松の木につぶさに着目する(松の木を研究するとは、松の木だけに着目することでは決してなく、「状況把握を突きつめることであると申しました。


 では、松の木研究家である俺(仮定)は、そのように「状況把握を突きつめることで何をするのでしょうか


状況把握をするとは、引きつづき松の木研究を例に申しますとこういうことです。松の木が、「身体の物的部分」、「身体の感覚部分」、太陽、雲、ペンライトの光、風、音、匂いなどや、過去体験記憶、未来体験予想らと、いまこの瞬間まで「どのように応答し合いながら共に在ったか」、また、いまこの瞬間から「どのように応答し合いながら共に在るか」、把握することですけれども、それは、いまこの瞬間から「どのように応答し合いながら共に在るか」を、いまこの瞬間まで「どのように応答し合いながら共に在ったか」から類推する、ということです。


「状況把握」をするとは過去から未来を推し量ることです


 したがって、松の木研究家である俺(仮定)が、松の木の研究と称して、松の木に歩み寄ったかと思うと遠ざかったり、その周りをぐるぐる回ったり、ペンライトを当てて見たり、匂いを嗅いだり、耳を押し当てたりして、松の木につぶさに着目し、「状況把握を突きつめるというのはこういうことだと言えます。すなわち、松の木が、「身体の物的部分」、「身体の感覚部分」、太陽、雲、ペンライトの光、風、音、匂いなどや、過去体験記憶、未来体験予想らと、いまこの瞬間までどのように応答し合いながら共に在ったかもっと詳しくもっと的確に捉えることをとおして、いまこの瞬間から「どのように応答し合いながら共に在るか」をもっと詳しく、もっと的確に推し量ろうとすることです、と。


 そして、松の木研究に言えるこのことが、「身体の物的部分の研究にも言えるように思われるわけです。「身体の物的部分」を研究するとは、「身体の物的部分」だけに着目することではさらさらなく、「状況把握を突きつめることであって、松の木に歩み寄る例を用いて言うと、このように「状況把握」を突きつめるとは、「身体の物的部分」が、「身体の感覚部分」、松の木、太陽、雲、風、音、匂いなどや、過去体験記憶、未来体験予想らと、いまこの瞬間までどのように応答し合いながら共に在ったか」(過去)もっと詳しくもっと的確に捉えることをとおして、いまこの瞬間から「どのように応答し合いながら共に在るか」(未来)を、もっと詳しく、もっと的確に推し量ろうとすることであると言えるのではないでしょうか*1

つづく


今回のこのシリーズの第12回目でした。

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*1:2018年9月27日に、内容はそのままで表現のみ一部修正しました。