(新)Nothing happens to me.

科学の欠点、限界、見落としている大事なもの

短編集「統合失調症と精神医学と差別」

1話読み切りの短篇を集めました。[精神]医学という名の「人間を差別する体系」について考察します。[精神]医学は健康を正常であること、病気を異常であることと定義づけ、異常なひとを正常にすることを治療と称してやってきましたよね? でも残念ながらそれは人間を差別する手口だと言わなければなりません。この短編集ではつぎのことを見ていきます。①[精神]医学は誰を差別するのか、②なぜ差別するのか、③どのように差別するのか、④みなさんにとって健康、病気、治療とはほんとうは何なのか。⑤また[精神]医学は統合失調症のひとたちのことを「理解不可能」であると世間にずっと説明してきましたよね。それがいかに誤った差別的見方の流布であったかを、実例(症例といわれるもの)をもちいて長々とネチネチと確認してもいきます。最後に、⑥[精神]医学とはそもそも優生思想のことに他ならないということも確認します。

精神医学は差別する

*短編集「統合失調症と精神医学と差別」予告編 (分量:文庫本約5ページ) いまから数年まえ、ある殺人事件が起こって、テレビやネットが騒然となりました。当時、強い憤りを覚えたひとは多かったのではないでしょうか。 俺は、憤るというより、ほとほとウ…