2025-03-01から1ヶ月間の記事一覧
*認知症の人間の言動は理解不可能か・第3回 (4/5に戻る←) ふだんみなさんが健康や病気という言葉を切実に口にするときのことを思い返してみてほしい。自分の胸に手を当ててそのときのみなさんの心の声に耳を澄ませてみてほしい。たとえば、「今年一年健…
*認知症の人間の言動は理解不可能か・第3回 (3/5に戻る←) 「お前は、そのひとたちには何ら問題がない、放っておけばいいと主張するのか! お前こそ真の人でなしだ! 人間の心がないのか! 恥を知れ、恥を!」 けれども俺たちはそのひとたちに問題がない…
*認知症の人間の言動は理解不可能か・第3回 (2/5に戻る←) ◆自尊心が傷つくことは仕方のない、我慢しなければならないことではない さてここに来るまでの間に、こういうことが明確になった。 ひとを異常と判定するのがそのひとのことを「人でなし」と見な…
*認知症の人間の言動は理解不可能か・第3回 (1/5に戻る←) ではここでひとつ想像してみてほしい。いまみなさんは、Cさんというひとの実際のありようを、みなさんの頭のなかにある「ひととはコレコレこういうものだ」というイメージと比べている。 Cさん…
*認知症の人間の言動は理解不可能か・第3回 (前回←) 前回の続きである。認知症や軽度認知障害と診断されると自尊心が傷つくことがあるが、その理由を前回推測した。 そうした診断はひとを認知能力の低下具合から「異常」と判定することであるが、異常と…
*認知症の人間の言動は理解不可能か・第2回 (2/3に戻る←) ◆認知能力を異常と判定することの意味 だとすると、認知症とか軽度認知障害といったようにひとをその認知能力の低下具合から「異常」と判定するとは何をどうすることなのか。 誰しもひとというも…
*認知症の人間の言動は理解不可能か・第2回 (1/3に戻る←) しかし具体例を示さないと話がピンとこないかもしれない。そこでひとつ、佐藤眞一さんの著書『認知症「不可解な行動」には理由がある』(ソフトバンク新書、2012年)から、当該著者が見聞きして…
*認知症の人間の言動は理解不可能か・第2回 (前回←) 病院で認知症と診断されたらひどく落ち込むことになるだろう、と想像するひとは多いのではないだろうか。実際、そう診断されて落ち込んだ経験をお持ちの方もいるだろう。 しかしそこに何かおかしなも…