(新)Nothing happens to me.

科学には人間を理解することが絶対にできない理由がある

2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧

機械は正常異常に区分けされる

*身体をキカイ扱いする者の正体は第1回*1 最初にchapter1*2で、つぎのふたつを確認しました。 身体は機械ではないこと。 そのことをみなさん実によくご存じであること。 そしてchapter2*3では、にもかかわらず科学が身体を機械と考えるのはなぜか確認しま…

blog要旨

オロカモノのくせに口幅ったいことを申しましてマコトに申し訳ありません。軽い気持ちでお聞きください。 科学のドギモをぬかれるほど不思議なものの見方について書かせていただいております。 不肖俺が思いますに、科学は事のはじめに、存在同士のつながり…

それは「治った」と言えるのかな

「治る」という言葉を聞いてヘンな気持ちになるときがあると言いますか。違います違います、セクシュアルな意味じゃありません。みなさんセクシュアルな話、お嫌いでしょう? 安心してください、そんな話しませんよ、なんて。 「治る」という言葉を聞いて、…

ついに私は脳となる

*心はいかにして科学から生まれたか第6回 現代科学は、私を心なるもののこととしたこのところから、さらに一歩進める。ながらく非物質と考えてきたこの心なるものを、脳の物質的活動であることに変更し(心脳同一説)、私とは脳(の物質的活動)のことであ…

そして私は心となる

*心はいかにして科学から生まれたか第5回 「絵の存在否定」という不適切な操作をみずからの出発点に置く科学は、いまこの瞬間、私が目の当たりにしている松の木の姿を、私の前方数十メートルのところにあるのではないことにする。そこには、見ることも触れ…