(新)Nothing happens to me.

科学には人間を理解することが絶対にできない理由がある

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

進化論は仲間はずれをどうお考えなのかな

*進化論はこの世をたった1色でぬりつぶすんだね第15回 「第三者の押しのけ」とは何だとみなさんはお思いでしょう。 利己的な遺伝子 <増補新装版> 作者: リチャード・ドーキンス,日高敏隆,岸由二,羽田節子,垂水雄二 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店 発売日: …

利益と不利益をコインの表裏のように見るのはやめようよ

*進化論はこの世をたった1色でぬりつぶすんだね第14回 ドーキンスは利益と不利益をつねに表裏一体とみなします。したがって、他に利益を与えると「かならず」自分が不利益をこうむることになって、「他に利益を与え、他から利益を与えられる」関係がこの世…

利益の与え合いもまたぞろ読み替えるよ

*進化論はこの世をたった1色でぬりつぶすんだね第13回 彼が「利益の与えあい」をどのように読み替えるか、引用(ざっと読み流してください)をもって見ておきます。「利益の与えあい」は、「他に利益を与え、他から利益を与えられる」関係で、そこにはふた…

利益の与え合いなんてハナッから頭になかったよね

*進化論はこの世をたった1色でぬりつぶすんだね第12回 しかし、このように世界に広く、かつその隅々にまでみとめられる「利益の与えあい」もまた、ドーキンスにとっては、この世に存在するはずのないものにすぎません。 利己的な遺伝子 <増補新装版> 作者:…

忘れられていた行為が遅れてやってきたよ

*進化論はこの世をたった1色でぬりつぶすんだね第11回 以上、利他的行為は淘汰されてすでに無く、今現在、利己的行為しか存在しないにちがいないとする「進化論的理論」を、群淘汰論者やドーキンスが、生物個体に言うのを断念し、その代わりに、生物集団あ…