(新)Nothing happens to me.

科学には人間を理解することが絶対にできない理由がある

2015-05-10から1日間の記事一覧

デカルトの蜜蝋

*寺田寅彦、存在の読み替えについて第10回 デカルトはこの「客観化」作業を使って、一個の蜜蝋を、ただ無応答で在るだけのものであるところの「客観存在」へと読み替えてみせる。 それはたったいま、蜜蜂の巣から取りだされたばかりである。それ自身の蜜の…